しかし、今回の場合は、脚本だ。


キャラクターのセリフや、ト書きといって、キャラクターの動きなどの注釈程度で、物語を作らなければならない。


また、ト書きには、目に見えないものを書いてはいけない。これがなかなか難しかった。


どうしても「~と思った」など、感情を乗せてしまいそうになる。


そんな感じで紆余曲折(うよきょくせつ)ありながら、日曜日もファミレスでドリンクバーだけで粘り、夜になっても家でずっと机に向かった。


そして、完成した時には、朝になっていた。