20点満点中、5点。
見事に補習、再テスト決定。
枕草子の穴あきを埋める小テストだったけど、「春はあけぼの」のところしか合っていなかった。
理系の私にとって、古典は天敵だった。こういうのが嫌で、理系を選んだのに、結局補習を受けなきゃいけないのだから、意味がない。
「夏は夜」、「秋は夕暮れ」はわかる。でも、「冬は『』。」の『』の部分に入るのが、「つとめて」というのがどうも納得できない。
また「つとめて」が「早朝」を意味するのも解せない。
冬は「こたつの上のみかん」の方が、絶対に風情があると思う。
でも、補習、再テストはクリアしなきゃいけない。私にはバイトがある。
とりあえず、休み時間に工場長に連絡はした。「ゆっくりでいいからね」と言ってくれて、ありがたかったけど、仕事である以上、責任をもってやらなきゃいけないし、何より宏子ちゃんのためだ。



