*嫌いな僕*


僕は僕が嫌いでいくら君が微笑んでも
作り笑いしか返す気はない
僕は僕が嫌いだけど信じるのは僕だけ
君の言葉だって耳をすり抜けてく


他人を信じた結果がこれさ
傷付くぐらいならもう終わりにして
心の奥で言い聞かせて
「信じてるフリをするんだ」



痛みを和らげてずるく立ち回って
生きることの虚しさを
僕は気付いていた 今まさに苦しんでる
君を信じたくて



僕は僕が嫌いな僕が鏡にうつるたび
君が好きな僕の影を探している


吐き気がするほど心地よい
君はなぜそんなに甘い香りで
僕の隣で笑っているんだ?
いい加減愛想つかしてくれ



痛みが広がってく後悔にのまれる
君が浮かべる涙に
僕は気付き出した今更込み上げてくる
君が好きだなんて


やっぱり僕は僕が嫌いだ