接吻に甘噛み。

蜜ちゃんが生き生きとするのは、


「糖ちゃん」


わたしを求める間だけ。


「こっちに来ない?」


その瞳は爛々と輝いている。


「行かない」


すぐに蜜ちゃんから視線を外す。


「まあ、いいわ」


空気が揺れる。


「こうする」


蜜ちゃんは、わたしの横に腰を落とす。


「来ないで」


わたしは離れる。


「唇が欲しいの」


ああ、まただ。


「今夜は終いだと言った」

「何もしなくて良いから」

「眠りたいんだけど」

「淋しくなるわ」