「ヤバいですもんっ♡
ダンスもカッコいいし…歌も上手いし、それにあのルックスじゃんっ♡。」

いやいやぁ……。

TVって…すごいんだってばっ!

脅威の編集力…っていうのか…。

それはそれは…奇跡の一瞬のキラキラ画面を切り抜く力に驚く。

「いいなぁーーーー♡ あんな弟がいるなんてっ!!自分のすぐ側にスゥ君いるなんて…ズルいですっ!!
今度、紹介して下さいねっ!!!!」

ニタリと…私の腕を掴む心亜ちゃんに苦笑しつつも、素直な後輩が可愛いっ。

「心ちゃん…可愛いしなぁ。スゥには勿体ないっ。
男としてはおススメしませんから。
ただのニートだし、アイツ。」

「笑笑ーーーー。これからですってぇ。
朱雀推しの勢いスゴいですからっ♡」

「落ちたらど〜すんだろ…。マジでっ。」