「俺さぁ…アイツのそういう所…」

「自己中ですか?勝手な所ですか?」

「(笑)そう…そういう所、意外に嫌いじゃなかったんだ。」

「マジですかぁ〜!本気で言ってます?」

「自由…っていうか…ありのままっていうか。」

数年後…

コンドーム買わすし、気まぐれでキスしてくるし…壁一枚向こうで…たぶんワザとセフレとエッチするような男ですよぉ〜。

公には…

ピーーーーばっかりで言えませんけどっ!!

「自由でヤンチャなんだけど、いつもコロコロ笑って…好奇心の塊なんだ朱雀って。
いっつも走ってた。」

だからーーーー言えませんけど、

数年後…最低なんですって…。

「俺、あの頃、自由なアイツが羨ましかった…いい意味での勝手さが憧れだったのかもしれないな。」