「へぇ〜。意外…。スゥはダンスにはいつも自信があって…緊張なんてしないんだろうと思ってた。」

「そんな事ないよ。(苦笑)
やっても、やっても…思い通りに踊れなくてイラつくんだよね。」

「めちゃくちゃ…カッコいいけどなぁ。」

「(笑)プロデューサーのtaigaさんがカッコ良すぎて…ヤバいんだよね。
足元にも及ばない自分に腹が立つっていうか…。」

「…そんなの…。これからじゃない?」

「でもさっ…こんなチャンスって、そんなに転がってる訳じゃないし、やっぱ…いつも以上に緊張するよ。
taigaさんにアドバイスを貰える今が…最高に幸せだなって…そう思うんだ。」

花火が映り込むスゥの瞳が煌めいて…

アレ…?

今、スゥがすごく遠くに感じた。