2人なら…「推しと彼氏と彼女の関係」

まるで恋人同士みたいに…。

ブルーとピンクのマグカップを合わせて、休日の朝を過ごしたりしていた。

2人とも、ブラックでコーヒーを飲めるほど大人じゃなくて…

スゥの寝転ぶ2人用のソファーに無理矢理座って…こぼしそうになったり。

お互いにくすぐって…笑いすぎて、コーヒーはいつしか冷めてしまって…。

奈々美ちゃんが、割ってくれなければ気づかなかった。

バカなのは…私。

「見せて、指。 …さっき切ったところ。」

「大丈夫だよ。自分でバンソコウ貼っておくから。」

スゥは私の右手首を掴むと、まじまじと私の指の先を見つめた。

「いいっ…自分でするから。」

「いいから…指、かせってっ。」

お願い…スゥ。

優しいのは…やめて。