この間のスゥのセフレ彼女の件も去ることながら…なんだか訳の分からない嫉妬に翻弄されまくる…私。

花火大会…。

そういえば…ホワイトボードに書いて置いたスゥからの返事はまだ入って無かったような気がするし。

心亜ちゃんは男友達と花火大会に行くって言ってたっけ…。

「仕事します」なんて言っても、アリスさんの髪に触れて…それを器用にまとめながら笑い合う2人を見ていたら…

夏の大イベントから外された感…半端無い。

つまり…恋愛のエンターテイメントからも取り残されまくり…ってことで。

なんてことを考えながら…トリートメントの詰め替え作業の続きをしにバックヤードに戻った。

「ハルさんっ!! トリートメントっ…溢れてますっ!!」

「あ…えっ…うわっ!!あわわわっ…やだぁーーーーっ!」

もぉ〜〜〜っ!!

ボトルと両手をベタベタにして慌てる私に…心ちゃんが笑いながら助けの手を差し伸べてくれた。

はぁ〜どっちが先輩なんだか…。