「まぁ…。でも…夜の姉さん方って、あーいう感じのポテンシャルが普通なんじゃないのかな…。」

「そうですかぁ〜。笑い方がどう見てもあざといですよぉ〜。」

心亜ちゃんはツンと鼻で息をする。

「まぁ…好きというか…〝男は皆んな一度は私を通る〟……みたいなポテンシャル。」

「ウチのエース様は、そういう訳にはいきませんよねっ!!ハルさんっ!!」

「そ…それは…どうなんだろ。(苦笑)」

「細いのに胸…大きいですよね〜。超羨ましいんだけどっ。やっぱ…シリコン入れてますよね〜。」

「シッ!!(笑)心ちゃんってばっ。聞こえちゃうっ!!」

私が吹き出しそうにしていると流青君がこっちに声を掛けてきた。

「ハルちゃん、セットの準備できてる?」