ごめん…スゥ。

私はズルくて…曖昧で、

あの日の2人の関係から目を逸らしている。

(心の呟き)

私はカップ麺と足りなくなった日用品をカゴに入れて歩く。

店内のBGMに合わせて肩でリズムを取りながら歩くスゥ。

両手をスウェットに突っ込んで、たまに私のカゴにポイっと欲しいモノを入れる。

ビールの缶、つまみのお菓子…ガム。

ねぇ…ちょっと…
カゴ持ってよぉ〜!!

あっ。

何これ。

は? へ?

こんなの買わすぅーーーー!!姉にっ!!


コンドームっ!!!!


「カゴ、持とうか?」

「ねぇーーーーっ。こういうのっ。自分のお金で買いなさいよっ!!」

「わかってるって。」

分かってないっつーーの。
色んな意味でスゥは…ちっとも分かってないっ!!