私は思わず…ドキっとしてリュウの表情を伺う。
〝はぁ…? 〟 …という困惑したスゥの表情とは逆にリュウはしれっとスゥから顔を背けた。
「自分にだけ責任があるような言い方をして…あの頃のアキを自分のものにするのはやめてくれっ…。」
リュウらしくなく感情的な声に、驚く。
「 どうした…? そんなふうに言ったつもりじゃないよ。ただ…あの日、お前に抜け駆けしてアキを呼び出したのは俺だ。
あの30分がなければ……
時間通りにあの場所に辿り着いていたら…アキは今も…
なんて思ってしまうんだよ。」
「やめろよ…自分だけ苦しんで、自分だけが悪かったような言い方をするなよっ!」
もう一度、〝はぁ……?〟 と大きな疑問詞を投げかけてスゥはリュウから目を逸らす。
〝何、言ってんだよ…今更… 〟 というスゥの心の声が聞こえたような気がする。
「アキは…お前のことが好きだった。」
「ああ…〝リュウちゃんとスゥくんが好きっ〟…はアキの口癖だった。アキの無邪気な好きは…そういう類の好きで…。」
「違う…。アキは子供ながらに気づいてた。
だから、お前との約束通りにここへ来た。
青い星形のピンをつけて…ちょっとだけオシャレなんかして…お前に見せたかったんだよ。俺には分かる。」
「……それは……。」
「幼いながらに女心ってやつかな。
俺はそういうのを感じてしまうから、分かってしまうから…。」
「でも…それは…
もう…アキに聞くことができない。
そうだろ…。」
〝はぁ…? 〟 …という困惑したスゥの表情とは逆にリュウはしれっとスゥから顔を背けた。
「自分にだけ責任があるような言い方をして…あの頃のアキを自分のものにするのはやめてくれっ…。」
リュウらしくなく感情的な声に、驚く。
「 どうした…? そんなふうに言ったつもりじゃないよ。ただ…あの日、お前に抜け駆けしてアキを呼び出したのは俺だ。
あの30分がなければ……
時間通りにあの場所に辿り着いていたら…アキは今も…
なんて思ってしまうんだよ。」
「やめろよ…自分だけ苦しんで、自分だけが悪かったような言い方をするなよっ!」
もう一度、〝はぁ……?〟 と大きな疑問詞を投げかけてスゥはリュウから目を逸らす。
〝何、言ってんだよ…今更… 〟 というスゥの心の声が聞こえたような気がする。
「アキは…お前のことが好きだった。」
「ああ…〝リュウちゃんとスゥくんが好きっ〟…はアキの口癖だった。アキの無邪気な好きは…そういう類の好きで…。」
「違う…。アキは子供ながらに気づいてた。
だから、お前との約束通りにここへ来た。
青い星形のピンをつけて…ちょっとだけオシャレなんかして…お前に見せたかったんだよ。俺には分かる。」
「……それは……。」
「幼いながらに女心ってやつかな。
俺はそういうのを感じてしまうから、分かってしまうから…。」
「でも…それは…
もう…アキに聞くことができない。
そうだろ…。」



