「(笑)かっわいいなっ。」

「うん…(笑)」

「子供は、そのまんま…はしゃいで大人になって欲しい。」

水面にあるリュウの顔にうなづいて、私はスタバのカップを両手で握りしめた。


そのまんま…はしゃいで大人に…


リュウは3人ではしゃいだあの頃を思い出しているのだろうか。

「行こっか…ハル。」

「うん。」