その笑顔が好きで…だから僕らにとってアキは親友であり初恋の人だった。
ある時、聞いたんだ。
もちろん、そんなことをサクッと聞けるのは朱雀の方で…
「俺とリュウ、どっちが好き?」
てね。
「らしい。小さい頃からデリカシーに欠けてんのよねっ。」
私は口を尖らせる。そして…笑ってしまう。
「アキは何て答えたと思う?」
「2人とも好き…でしょ。」
「(笑)そう。大きくなったら2人と結婚するって。」
「ははっ!可愛いなぁ〜。
小学生だもん。そんなことも言えちゃうわけで…。」
でも、分かる。
その気持ち…私はアキちゃんの気持ちが分かる。
「でも…アキは分かってたと思う。
もちろん、子供だったからどう表現していいかは分からなかったかもしれないけれど…。
頭のいい子だったから、分かってた。」
「2人とは結婚できないってこと?笑
可愛いなぁ…そしていい思い出。
2人とも好きって言うのはたぶん本当だと思う。」
ある時、聞いたんだ。
もちろん、そんなことをサクッと聞けるのは朱雀の方で…
「俺とリュウ、どっちが好き?」
てね。
「らしい。小さい頃からデリカシーに欠けてんのよねっ。」
私は口を尖らせる。そして…笑ってしまう。
「アキは何て答えたと思う?」
「2人とも好き…でしょ。」
「(笑)そう。大きくなったら2人と結婚するって。」
「ははっ!可愛いなぁ〜。
小学生だもん。そんなことも言えちゃうわけで…。」
でも、分かる。
その気持ち…私はアキちゃんの気持ちが分かる。
「でも…アキは分かってたと思う。
もちろん、子供だったからどう表現していいかは分からなかったかもしれないけれど…。
頭のいい子だったから、分かってた。」
「2人とは結婚できないってこと?笑
可愛いなぁ…そしていい思い出。
2人とも好きって言うのはたぶん本当だと思う。」