2人なら…「推しと彼氏と彼女の関係」

むしろ…勝ち誇ったようなキスに…

震えてしまう。

この俺様キスに…従順にやられてしまいそうになる自分。

これは…

やっぱり彼なりの嫉妬なのだろうか?

「スゥ…お願い…止めて。」

「何でっ!」

私はスゥの胸を突っ張る…けれど力が抜ける。

スゥの唇に…私を見つめる甘い瞳に、勝てるわけが…ない。

そういう感じが怖くて震えてしまうのだろう。

「やめないよ。リュウにはあげないからっ。」

「あげない…って…。」

私はスゥのものじゃないし…それに…スゥは…

「ハルはどうせ…俺じゃなきゃダメに決まってるだろ…。」

はぁ?

ナニ…それ。

脱力する私の手首を壁に押し当てて…力を込めるスゥの唇は止まらない。