2人なら…「推しと彼氏と彼女の関係」

「スゥと私は…姉弟だよ。」

「血の繋がらない…姉弟ね。」

「……………。」

黙り込む私をリュウはもう一度自分の胸に抱き寄せた。

「は…はは。俺、何…焦ってんだろうな。
ハルが今日から家に戻ってしまうからかな…
俺、変だよなっ!
なんか…ごめん…。」

私はリュウの胸で首を振る。

迷惑をかけている…と思っていたのに、リュウがそんな風に思っていてくれたことが嬉しくて…私はやっぱり、リュウの背中を抱きしめたくなる。

リュウには誤魔化せない…自分の気持ち。

流されやすい最悪な自分。

私は…最悪なのかもしれない。

「リュウ……。」

返事の代わりにリュウは黙って私を見つめる。

「じゃぁ…奪ってよ。」