2人なら…「推しと彼氏と彼女の関係」

リュウは唇を押し当てたまま、バックヤードの扉に私の身体を追い詰める。

リュウの身体が覆いかぶさり…肩幅や胸板がやけに大きく感じてドキっとする。

唇を塞がれたまま…熱気と圧に、吐息が漏れる。

男らしさが…少し怖い。


リュウ…

リュウ…苦しいってばっ。


リュウの腕の中で私は息苦しさに首を縮めた。

「朱雀じゃないと…嫌?」

溶けるように甘いリュウの声。

思わず流されそうになるその甘さの裏に…このまま攻め込まれそうなほどリュウが欲情しているのを感じて…私は混乱する。

「そんなんじゃなくて……。」

私を見つめるリュウの目に…攻め込まれてもいいよ…なんて感情が押し寄せる。

「…ご…めん。」