2人なら…「推しと彼氏と彼女の関係」

背中で…感じるリュウの胸板、肌、ぎゅっとする強さ。

このドキドキは自分の鼓動だけなのに…まるでリュウの鼓動も混ざり合っているかのように強く感じる。

鼓動が…2人分に感じるほど激しく打つ。

「リュウ…。どうか…した?
どうして、そんなこと聞くの?」

「どうして…かな? 俺にも分からない。
分からないけど……。」

「…………。」

小さく掠れた声のリュウに身体を向ける。

昨日の…スゥと途中になったキスの続き…。

私とリュウはその続きを待っていたかのように…どちらから共なく自然に唇を重ねた。

まるで…この続きが当たり前だったかのように自然に。

重なる唇。

誰もいないお店に、2人きり。

不思議…こんなにドキドキしているのに、
こうしなくちゃ…
キスしてしまわなくちゃ…
自然じゃない気がした。