極・恋 〜あの日から始まった恋〜

その後、車の助手席に乗っていた若い男の人が説明してくれた。

「藤宮静香ちゃん」

「あ、、はい。」

「ごめんね〜翔太ってほんとに言葉足らずでさ〜」

「チッ」

「お〜怖い怖い。」

その男の人は続けて話した。

「ん〜俺らの組のせいで静香ちゃん巻き込んだみたいなんだよね〜」

組?巻き込んだ?

「翔太ってさ、めっちゃ嫌われ者だからみんな狙うんだよね〜翔太の命」

命?狙う?

「なんか水族館で?親しげに話してたのをチンピラに見られてたらしくて?それで静香ちゃん狙われたって訳」

笑いながら話す男の人に嫌気がさした。

落ち着いてきた私は、さっき何が起こったのか。

思い出してしまった。

額には大量の冷や汗。足と腕の震えが止まらない。

何も考えられない。そんな私は車の中で叫んでしまう。

「う…うぁ、…うぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」