極・恋 〜あの日から始まった恋〜

バスを待っていると、罵声が聞こえてきた。

「おいくそばばぁ!きいてんのかぁ?金出せよ」

その声の方向を見ると見るからにやくざっぽい人が老人にお金をたかっていた。

周りの人達は相手が相手だからか、見て見ぬふり。

実際に私もとても怖かった。

でも…

「あ、あの!や…やめた方がいいと思います…」

私の中の正義感が勝ったのか、何も考えずに言ってしまった。

勿論、目は私に向けられる。

もう体が震えあがる。

「ぁあ?」

こっちに近づいてくる。あぁ。おわった。

殴られる気持ちで目をつぶる

「…や…やべぇ、。あいつがいるぞ」

「な…なんでおだわらが!?!?」

「ず、ずらかるぞ!!」

目をつぶってる私はうっすら目を開いた。