極・恋 〜あの日から始まった恋〜

コンビニに行くには、バス停に乗らずに15分くらい歩かないといけない。

「めんどくさいなぁ。」

でも、昨日も食べてないし、お昼も食べないってなったら倒れちゃうよなぁ。

そんなこと考えながらコンビニまで歩いていった。

「いらっしゃいませ〜」

朝のコンビニは結構人が多い。

サラリーマン、学生、OL…

「美味しそうだなぁ」

私はチョコレートパンとヨーグルトを買った。

「ありがとうございました〜」

美味しそうなパンとヨーグルトを買って、少し幸せな気分になった。

「…あれ?」

コンビニを出ると、見覚えのある髪の色の男の人がいた。

屋上で見たイケメン不良銀髪だ。

制服を着ているのにもかかわらず、周りにはスーツを着ている男たち。

結構イカつい。

そして彼は真っ黒な車の中に入っていった。

なんか怖いな…

そう思いながら、バス停に向かった。