「馬鹿だな、好きだよ。次に会ったら付き合おう」

 恋に落ちたのは、あなたの笑い声と甘い約束。

 でも私は、次が来ないことを知っている。

 「空は繋がっているよ」

 何度も泣いたのに。

 その嘘にすがりつくことしかできなくて。

 私はずっと待ち続けている。

 あなたにさようならを、伝えるその日を。