いじわる同級生とにせもの恋愛中。

「おい、いつまで拗ねてんの?」




「別に拗ねてなんかないもん」




さっき失礼なこと言ってきた無神経な顔だけ男の話なんか聞かないもんね!




「……。あそこのコンビニでアイス買ってやる」




「ほんと!?」




「そしたら機嫌直せよ」




「うん!」





あー……。私って単純、



















「ん〜!おいしっ」




「それはよかった」




「チョコバニラおいしい」





やっぱり、チョコとバニラの組み合わせ最高!



暑い夏に食べるアイスは格別だよね。
何個でも食べれそう!





隣の海哉は、期間限定で出てた抹茶アイスバーを食べてる。





みんな、海哉のこういう姿みたいんだろうな。
この距離で見れるのって、すごいことなんだよね、





「溶けてきてるの気づいてないの?」




「へ?」





手元には、コーンから今にもたれちゃいそうなアイス!




「やばっ!」





必死にアイスを食べる。
そんなことをしてたら、あっという間に包み紙のみになってしまった。





「ふぅ、おいしかった〜」




「やっぱ、実胡ってバカ?」




「……海哉、やっぱしつれ」





「じっとしてろ」




失礼なやつ……って言おうとした口は、海哉に止められた。




頬と顎に添えられた海哉の手に緊張が走る。




どんどん近づく海哉の顔。




驚きすぎて声も出ない……。




固まってたら、ぐいっと唇の端を引っ張られた。




「ついてる」




「ほぇ?」




「アイス」





ぽかんってしてたら、海哉が指を目の前に突き出してきた。




あ、チョコついてる。




「……ありがと」




「…もしかして、期待した?」





挑発的な目を向けてくる海哉。そのいつもとは違う熱っぽい眼差しに顔が火照ったのがわかった。