奇跡〜だいすきなひと〜

「えっ永遠から聞いてないの?(笑)あいつ


あと二ヶ月もしない間にいなくなるんだよ?」


「えっ、、、?」


「彼女なら知ってると思ってたぁ(笑)」


状況が理解できない。なんで永遠くんは私に


教えてくれなかったの?


「そら?」


私が落ち着きを失いかけてるとき、永遠くん


の声が聞こえた。来てくれた、、、


「永遠、、、」


そらさんたちが永遠くんを見たとき、


永遠くんは隙間から私のことを見つけた。


「あかりになにしてんの!?」


永遠くんは自転車を置いて私のところに走っ


てきてくれた。



「大丈夫?なにもされてない?」


「う、、、ん。」


「なんであかりに手出した?」


「別に何もしてないよ。」


「あの光景、何もしてないわけ無いだろ。


それに、あかりは下半身不随なんだ。


見たらわかるだろ。そんな明らか自分より


弱い子複数人でいじめて楽しいか?


俺と付き合ってるのが気に入らないなら俺に


直接言いに来いよ!」


「・・・」


「お前が俺のことどう思っててもいいけど、


あかりには手出すな!


あかりみたいになにも関係ない人巻き込むん


じゃねえよ。」


永遠くんが怒ってる姿、初めて見た。いつも


温厚なのに、あんな大きな声出るんだ。


「頼むからあかりにもう近づかないでくれ。」


「あかり行こ。」


「・・・」


私は永遠くんの顔をまともに見れなかった。


自分の中で整理がつかない。

「・・・」


近くの公園のベンチに座った私たちの間に


久しぶりに沈黙が流れた。