奇跡〜だいすきなひと〜


「俺はここにいるよ。」


「うん。よかった、、、」


もう一度唇が重なりそうになったとき私の


部屋の扉が開く音がした。危ない危ない、


こんなところをこころに見られたら、私の


心臓がもたない。


「ねぇね、、、」


「こころおはよう。」


「にぃにもいる。」


「うん。ねぇねもにぃにもいるよ。」


永遠くんがそう言うとこころは私たちがいる


キッチンにやってきてぎゅーっと抱きしめた。


そのこころの顔は安心しきったような、でも


少し寂しそうな感じだった。


「こころ?怖い夢みた?」


「ううん。」


「どうしたの?ほっぺに泣いたあとできてる


よ。」


「夢の中で一人ぼっちになっちゃったの。


ママもねぇねもにぃにもみんなバイバイって


こころに手を振ってどこか行っちゃった。」


「辛い夢を見てたんだね。」


「寂しかった、、、」


「夢の中のねぇねとにぃにがごめんね。


だけどここにいるからね。もう寂しくない


よ。」


私たちが抱きしめ返すとこころはほっとした


んだと思う。目がうるうるになってた。


こころがほっとする気持ちすごく分かる。


私も永遠くんに抱きしめられるとすごく心が


落ち着いて安心できる。


永遠くんって不思議なパワーを持ってるん


だよね。


「じゃあにぃには夕飯の準備するから2人は


向こうで遊んできてくださーい。」


永遠くんにそう言われて、私が


「手伝わせて?」


って言ったら


「夕飯もうすぐできるからそれまでこころ


ちゃんと遊んであげてよ。こころちゃんは


俺の事にぃにって呼んでくれてるけどほんと


の姉妹はあかりだけなんだから。


こころちゃんの唯一のお姉ちゃんでしょ?


寂しい思いしたあとはずっとそばにいて


あげなよ。」


って耳打ちされた。唯一のお姉ちゃん。


その響きが私の心に刺さった。私のことを


永遠くんが守ってくれて、安心させてくれる


みたいにこころのことを安心させてあげるの


は私なんだ、、、