幸せって・・・何?


直ぐに離婚届を和樹に送り付けた。連絡先は岡弁護士事務所の岡所長だった。
和樹からは直ぐに連絡が入った。
秘密部屋の写真や相手の写真を見せた。二人が写っているものはなかったけど和樹は特に弁解をしなかった。但し、離婚はしないと言い張った。
離婚調停が始まった。時間がかかった。なんだかんだと約1年が費やされた。
和樹の結婚の目的はやはり安祐美の父が経営する不動産会社だった。この不動産会社は普通の不動産会社とちょっと違って企業相手にビルを貸して管理をするような仕事をしていた。その会社の内情もわかるし、和也はなんとしてもこの会社が欲しかったのだ。
安祐美は慰謝料はいらないからすぐに別れたいと岡に話した。でも岡はそれでは許せなかったので、ある程度要求をしていた。

和樹は食い下がっていた。なにとしてもこの会社が欲しかった。株式を買って乗っ取ろうともした。でもそれは予想できることだったので音羽家と弁護士の岡が手を打って食い止めた。