「安祐美さん大丈夫かな・・・」
達也が心配そうに言った。
すかさず、翔は二人の母親に言った。
「こんな時に何ですが、この達也は姉貴のことをもう10年以上想い続けています。先日確認したのですが、今も気持ちは変わっていないとのことです。これから姉貴は辛い日々を過ごすと思う。そこで、この達也に救ってほしいと思っています。協力して欲しい。」
母親たちは顔を見合した。
達也はいきなり翔がこんなことを言い出すから真っ赤になっていた。
「びっくりした。そうだったのね。達也君。」
「はい。すみません。」
「謝ることは無いじゃない。私は賛成よ。達也君のことなら翔の兄弟のように思っているし。岡っちも良いわよね。」
「フッ。久しぶりに岡っちって呼ばれた。勿論よ。びっくりしたけどね。頑張んなさい達也。」
「ありがとうございます。頑張ります。」
達也は頭を下げた。



