幸せって・・・何?


姉貴へ調査結果をいつ報告するかを翔は悩んでいた。
司法試験の二次試験が迫っていたので、それが終わってから報告しようと決めた。そうでないとさすがに心が持たないと思った。

翔と達也の試験が終わった。二人とも手ごたえがあった。後は結果次第だ・・・

翔は姉貴を家に呼んだ。母親と岡弁護士、そして達也の5人で席に着いた。
「姉ちゃん。和樹のこと調べたよ。回りくどいことは省くよ。あいつはバイだ。週に2日男を抱いている。」
「えっ? 」
「会社のあるビルの別の階に和樹の秘密部屋があった。そこは和樹が個人で借りているところだ。そこに男が通っている。あいつ両刀なんだよ。」
「何てこと・・・」
母はあきれて声が出なかった。
「イャだろ。姉ちゃん我慢できるか? もう別れたら。その方が良いよ。」
「・・・」
安祐美はあまりのことに何も言えなかった。
「姉貴・・・大丈夫か?」
「気持ち悪い・・・私は無理・・・」
安祐美は震えて言った。
「離婚手続き始めるよ。いいな。」
「・・・うん。」
それだけ言って自分の部屋に行ってしまった。