「莉音、愛想なくてごめんね。たぶん緊張してるだけだから許してやって」
「全然!りのりん可愛いし、亜子は仲良くなれたら嬉しいけどさ。こればっかりはそれぞれのペースもあると思うし!」
ニヒッと笑う亜子に私も静かに頷く。
亜子は私と違って人との距離の縮め方が上手い。
初対面でも何でもすぐ自分から話しかけに行くし、さっきみたいにさらっとあだ名まで付けちゃうくらいだからね。
でもちゃんとその人にあった距離の縮め方を考えながら接してくれてるんだなって改めて感じる。
いつもはこれでもかってくらい強引だし自由人なイメージも強いけど。
そういう所が亜子が人に好かれやすい理由なんだろうな。
