この子、あんまり笑ったりしないのかな?
まぁそんなの私が気にしたって余計なお世話だけど。
「…心優です。えと、よろしくね。莉音ちゃん」
「…よろしく、お願いします」
莉音ちゃんはペコッと頭を下げてすぐにそっぽをむいてしまった。
そりゃ知らない年上の人にいきなり話しかけられても困るよね。
もしかしたら人見知りしてるだけかも?
私もあんまり人と関わるのは得意じゃないから気持ちはよくわかる。
そんなことを考えていたらいつの間にか店員さんが来ていて、丁度注文し終わった所だった。
注文が来る前にトイレに行ってくると席を立った莉音ちゃん。
それを横目で追いながら真央はゆっくりと口を開く。
