亜子に味まで任せると普段自分が食べないような味に挑戦したくなるみたいでいっつも変わったものばかり食べてるからね。
ここ最近だとそれに付き合わされている1番の被害者は私だと思ってる。
でも今日は初めて来たお店だし、どうせなら美味しく食べたい。
亜子は少し不満げだったけど、はーい。と返事をした。
そしてメニュー表をくるっと回し、真央たちに向ける。
そして真央の隣に座っている女の子にニコッと笑いかけた。
「そういえば、えーっと…何ちゃんだったっけ?」
「…神田莉音(かんだ りのん)、です。」
「莉音ちゃん…りのりんだね!私は亜子で、隣の子はみーちゃんだよ!よろしく〜」
終始ニコニコしている亜子とは対照的に莉音ちゃんは少し眉間にシワを寄せたような顔つきをしている。
