私の思惑を一瞬で打ち崩してくる発言にさらに気が重くなる。
ていうか、いくら語尾にハートマーク付けたって可愛くないからね!?
そんな言い方してもよろしくなんてお断りだし!!
「じゃあまた学校でね!みゅうちゃん先輩!」
それだけ言うともう防御し切れていないどころか完全に自衛を忘れていた私の唇に軽くキスをして去っていった。
「あっ、あんたなんかにもう会いたくないっての!!」
帰っていく後ろ姿につい大声で叫んじゃったけど1度も振り返ることはなかった。
ま、また、キス…。
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