「あの、これ下さい」 低くて、重みのある声 何処か懐かしげな雰囲気を漂わせている 「毎度ありがとぉございます♪」 店員は、そのワンピを持つと 店の奥に消えて行った 「あの・・・」 私は振り返る。 その人は 黒髪で、透き通った黒い瞳 長身で物腰の良い 属に言う、イケメンと呼ぶにふさわしい人だろう。