「てかっ・・・弟って・・・しかも双子?!」 どうりで似てる訳じゃん 思いだせなかったのはあたしの頭の中で“はると”という存在を消そうとしていたからだ そして、あたしの考える事はただ1つ 「・・・はるとはっ!?・・・はるとはどうしたの?」 「お前は今、はるとを愛しているか?」 なつきはあたしの欲しかった答えを返さず、逆に質問を返していた 「え?・・・」 少なくとも、あたしははるとを愛していた。あの時までは・・・