むかしむかし、それはそれは可愛らしいお姫様がおりました。

小さなお城でそれは大事に育てられ、王様も王妃様も一緒に、とても幸せに暮らしていました。

お姫様は周りとは違うと言われていました。それでも心優しい、本当にただの女の子でした。

しかし、周りと違うお姫様、それを狙っている悪者たちがいたのです。
お姫様は可哀想にたった一人、入れば二度と出られないと言われたお城に閉じ込められ、王様や王妃様たちとは別の場所に捕まえられてしまいました。

『私たちをなぜ閉じ込めるの?誰か、誰か助けて下さい!』

お姫様は悪者たちに眠らされ、強く優しい王子様を待つことしか出来なくなってしまいました。

さあ、そこに現れたのが……

………