スタンドバイユー

「…お前なー」





って、あぐらをかいた膝の上にひじを突いて、頭を抱えてる。




「キミは一体、どうしてそんなに、かわいいんだい?」





なんて、若干、棒読みなのが、気になるんですけど。






「ふん!そ、そんな事言ったって、許してあげない!!」





ちょっと、嬉しいあたしは、それでもまだ、許してあげたりしないんだから!!






「で?どうしたら許してくれるんだっけ?」






なんて、あたしに近づいて。






意地悪そうにあたしを見つめてる。





あーっ!もうっ!!あたしの負けです!完敗です!完敗!






「ごめんね。ヤキモチ、妬きました」




素直に謝ったら、





「そんなんじゃ、許してやらねーし」





なんて、すっかり、形勢逆転、とはこのことだと知った夜…。