スタンドバイユー

「あー!わかったわかったっ!!いいから、お前は寝とけ。俺、薬とか食いもん買ってくるから。大人しくしとけ」





あたしの鼻先に、人差し指を向けて言いながら出て行ってしまった。




いつの間にかあたしは、うつらうつらしていて、




ふっと目を醒ました時…。




「…あ…れ…?夢…?有樹さん…?」




フラフラした足でお布団を出て、有樹さんを探す。



トイレにもお風呂場にもどこにも彼の姿はなくて…。





「やっぱり…。夢…、だったんだ」




玄関には、あたしの靴しかなくて…







あたしはそのまま、玄関に座り込んで、迷子みたいに大泣きした…。