「もう…泣くなって…」
何とか、あたしを泣き止ませた有樹さんは、
「とりあえず、着替えしろ」
向こうを向いててくれて、パジャマに着替えたあたしに、お布団を敷いてくれた。
「あれ…でも、どうしてまた、家に来てくれたんですか?」
「…ん?そりゃあ、まぁ、色々と…。ってか、お前!玄関のカギ!変なヤツが入ってきたらどうすんだよ!!」
カギ掛けるの忘れてた?
「なんだか、ぼーっとしてて…」
「バカっ!!」
「…す、すみません…」
「ったく…」
おでこに手を当てて呆れてる有樹さん。
「飯は?食ったのか?」
その問いかけに、首を横に振る。
「じゃあ薬は?」
これまた、首を横に振る。
「…バカっ!薬飲まなきゃ治るわけないだろ!!」
「…だって、とにかく、だるくって……」
バカバカ、言われて落ち込むあたし。
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