スタンドバイユー

とりあえず、ソファーにあたしを座らせた愛は、あたしの隣に座って、





あたしの手を握ってくれた。





「好?ごめんな。でも、信じて欲しいんだ」





愛が話してくれたのは、





アサミさんとは、同期のデビューで、共演作が多い事。





ほとんど、兄妹みたいな感覚だという事。





アサミさんに告白された時にはもう、あたしを好きでいてくれた事。





もちろん今も、あたしを好きでいてくれる事。





「彼女がいる」





アサミさんに話したら、




なかなか納得してくれなくて、急遽あたしに会わせることにしたんだという事。




「連絡出来なくて、ごめん。あいつ、酔ってて、歯止めが効かなかったんだ」




あたしの目を見て、真っ直ぐに話してくれる愛。





「大丈夫だよ。大丈夫」





今度はあたしが彼の頭をぽんぽんした。