「何しようか……プリシラ?なにかやってほしい曲はある?」 「あ……それじゃあ、『花の精に捧ぐ』」 私は言った。 スカーレットはすこしびっくりした顔をした。 「あ、あれ?だめですか?」 「いいよ」 ロベルトは言った。