すると背の高い男の人が私に声をかけた。 「お嬢さん、ちょっと俺と良いことしない?」 「えっ、あ、あの……」 気づけばロベルトがいない。はぐれてしまった。 「ねぇ、楽しいことしようよ」 そう言って男の人は私の手を掴んだ。 「やっ……」