「えーと、スカーレットとシモン、アルノルド先生、エレノアとローゲ、ジーク……クリスさんご一家……あとは……」
ロベルトは連絡先を書いたノートを見ながら悩んでいる。

「古都のユヅキちゃんたちと、もののけ屋の店長さん、でしょ?」

私たちは招待状を書いていた。結婚式の準備も大変だ。

「プリシラ絶対ウエディングドレス似合うじゃん」

「ふふ」

「プリシラ、俺についてきてくれて、ありがとう。愛してる」

またロベルトは私にキスをした。