ペリドットの約束

「かわいい、部屋だな」とロベルト。

「はい。幼い頃、母が好んだように、レースのカーテンに薔薇の花々……私の好きなものばかりです」

幸せな気持ちで、わたしはロベルトとおしゃべりをした。


「俺はイースティンでまたヴァイオリン弾くつもりだけど……これからどうする?」

「私……私は……」
私は自分のやりたいことがわからない。