次の日、私とロベルトはジークと首都へ向かった。河を舟で渡った。
「お帰りなさい。プリシラ。ロベルト。それに、ジークさん、よく来てくださいましたね。ベッドの上からすみません」
お兄さまは言った。
「いえ、ユリア様のお導きです」
とジークさん。
「それで、ジークさん、あなたには司祭の後継になっていただきたいのです。このノートに全てのことが……ケホッ」
「司祭様、お言葉ですができかねます。すこしじっとしていてください」
そう言ってジークは、お兄さまの肺のところに手を当てた。大きな光に部屋が包まれる。
「お帰りなさい。プリシラ。ロベルト。それに、ジークさん、よく来てくださいましたね。ベッドの上からすみません」
お兄さまは言った。
「いえ、ユリア様のお導きです」
とジークさん。
「それで、ジークさん、あなたには司祭の後継になっていただきたいのです。このノートに全てのことが……ケホッ」
「司祭様、お言葉ですができかねます。すこしじっとしていてください」
そう言ってジークは、お兄さまの肺のところに手を当てた。大きな光に部屋が包まれる。

