「ロベルト、会いたかった」

俺たちは抱擁した。何分でも、何10分でも。それくらいに感じた。

「プリシラ……」

「ロベルト、フローラさんのことはどうなったの?」

「もういい、もういいんだよ、プリシラ」
俺はプリシラを抱き返した。

「ロベルト、私1人でここまでこれました。凄いでしょう」