side ロベルト
埃の被ったベッドに横たわり、何度目かの眠りについた。死人のように眠った。
何日もかけて、探し回り、やっとの思いで見つけた南端の家は廃墟といっても過言でなかった。
勝手に寝泊まりしているこの家は、身の毛のよだつような遺品だらけだが、しかし優しいフローラがそのまま住んでいるような気配が感じられる。
埃の被ったベッドに横たわり、何度目かの眠りについた。死人のように眠った。
何日もかけて、探し回り、やっとの思いで見つけた南端の家は廃墟といっても過言でなかった。
勝手に寝泊まりしているこの家は、身の毛のよだつような遺品だらけだが、しかし優しいフローラがそのまま住んでいるような気配が感じられる。

