「そうだね。彼は今、サウスティンで、医療施設をお仲間と経営しているんだ。ユリア様のお導きで司祭に選ばれたから、と言って、首都まで連れて帰ってきてくれないか?」
「わかりました」
「プリシラの想い人はね、今南端の家にいるよ」
「え?」
「寄り道してきていいよ……ケホッ」
「お兄さま、必ず戻ってきますから、待っていてください」
「うん。私は大丈夫」
というわけで、今度は1人で旅に出ることになった。舟に乗って河を渡って。
「わかりました」
「プリシラの想い人はね、今南端の家にいるよ」
「え?」
「寄り道してきていいよ……ケホッ」
「お兄さま、必ず戻ってきますから、待っていてください」
「うん。私は大丈夫」
というわけで、今度は1人で旅に出ることになった。舟に乗って河を渡って。

