ペリドットの約束

「それなら私が後継者になります。女も司祭になれます」

「いいえ……プリシラはそんなことを考えなくても良いのですよ」

「私が司祭になります。ぜったいに、ぜったいに。首都のもうひとつの神殿で修行をします。ここにいたら、みんな私を甘やかすから」

「……止めても無駄なことは知ってるよ。行っておいで」

私は首都のもう1つの神殿に行くことにした。


「(ロベルト、どうか無事でいて。私は私のやるべきことをやります)」