「ふふ」
ロベルトは私に優しくキスをした。

「兄には会っていかないのですか?」

「うん。急ぐから」

「ロベルト、ご無事でいてくださいね」

「わかった。プリシラも、元気で」

「はい」

そうして私たちは別れた。