「イースティンのスカーレット宛に送ったら預かってもらえることになった。もし何かあったら、そこに送ってくれ。読むのいつになるかわからないけど」

そう言ってロベルトは、スカーレットの住所を書いて渡した。

「わかったよ。ありがとう」



「お気をつけて」ダリアさんは言った。

「ありがとうございました」

また先導の人に従って、らくだに乗った。